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発音トレーニング(準備段階)

なぜこれが最初なのか

それでは、いよいよ実際にトレーニングの具体的方法を解説していきましょう。
最初に為すべきことは、日本語に無い英語の発音をある程度知るとともに、練習によって可能な限り自らの口で再生可能とすることです。理想的には、耳で識別可能なとろこまで欲しいものです。

最初にこれを行うことには大きな意義があります。モーター理論によると、脳には、自らが口頭で再生可能かつ再生した経験のある音声でなければ、言葉として意味を捉えられない(雑音と判断する。)という性質があるらしいのです。「単なる音」と「言葉」は違うという話ですね。

これを正しいとすると、英語の発音をまずは身につけておかなければ、以降のリスニングやスピーキングの効率性が著しく落ちることは、ご理解いただけるのではないでしょうか。

日本語とどう違う?

実際、英語と日本語の発音は大きく違います。詳しい説明は専門の教材に譲りますが、日本語は常に子音+母音で構成されているのに対し、英語には子音単独で用いるものがたくさんあります。また、母音も日本語より種類が多いです。特別な訓練が必要であることは間違いありません。

英語業界にはこの点をカバーする「英語音声学」という分野があり、良書が存在します。ただ、個人的な見解ですが、最初に発音にこだわりすぎると1分間200ワードというスピードについていくのが大変ですし、いずれ極めようと思えば後からでも極められる分野でもあることから、最初はできるだけ効率的にこの問題を、一旦処理しておきたいところです。

そこで役に立つのが、「UDA式」です。
スポーツ・イングリッシュの教材選びに際して大変参考にさせてもらっている英語教材紹介サイト「Sacred Journey」(ジョジ○のようなハイテンションな口調で教材の良し悪しを的確に指摘してくれる超マニアックなサイトです。)では、実はこの教材は内容について大きく批判されているのですが、DVDやCDによってネイティブの発音を参考に全ての子音と母音を集中的に練習できるという点では、極めて手っ取り早い教材です。

ちなみにどうしても初期段階で正確に突き詰めておきたい完璧主義の方は、Sacred Journey推奨の「英語音声学入門 - 竹林滋・斎藤弘子」がお薦めです。

それと、この発音練習のみではそれほど時間を要しない(手早く処理するなら)ので、スピーキングトレーニングの項でも述べますが、スピーキングトレーニングとリーディングトレーニングの準備となる「例文準備作業」を同時に進めることが効率的です。


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